研究課題/領域番号 |
19K14265
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研究機関 | 新潟青陵大学 |
研究代表者 |
小林 智 新潟青陵大学, 福祉心理学部, 助教 (60806206)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 高等教育段階 / 不登校 / 長期欠席 / 大学生 |
研究実績の概要 |
コロナ禍において大学に登学し授業へ出席するということの持つ意味合いに大きな変化が生じており、またこの変化は大学が本拠やキャンパスを置く地域の事情や各大学における取組み方(遠隔授業の方法など)とも絡み合って複雑な様相を呈している。 登学・出席をするという行為が、必ずしも移動や家以外の生活拠点を持つことと結びつかなくなったことで、学校適応と出席との関連について今一度問い直すことが必要となった。従って、今年度は各大学における取組みと大学生の状況を注意深く観察することを通じて、本研究課題の意義と方法を再考することに費やされた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
今年度は新型感染症の世界的感染拡大という未曾有の状況下において学生の学修権を確保するため、日々刻々と変化する地域や所属機関の状況に対応することを余儀なくされた。 これに伴う業務負担により、研究の履行に必要な時間を確保することが困難となり、研究の進捗状況は大幅に遅れていると言える。
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今後の研究の推進方策 |
従前の登学による授業出席を前提とした計画の履行は困難であり、大学を巡る情勢を踏まえた上で柔軟に研究計画を変更し履行する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍における業務状況の変化により研究を履行することが叶わず、研究計画の履行において遅れが生じてしまったため研究費の執行が困難であった。
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