研究課題/領域番号 |
19K14279
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
白川 展之 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (20556071)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 高等教育 / 研究評価 / 計量書誌学 / 科学計量学 / 政策 / イノベーション / 社会科学 / 評価疲れ |
研究実績の概要 |
プロジェクトでは,定量分析に加え,比較のため海外調査を行うこととしていたが,これが新型コロナウイルスの影響でかなわなかった。その代替として,日本で学際的な研究評価の研究を可能にするとともに大学経営に生かすための学会活動で組織体制の基盤整備に力を注いできた。テニュアの常勤研究者になった後は,分野横断的に研究を推進できるよう,国内の学会に積極的に働きかけを行っている。日本評価学会で特集号を編纂し、科学技術評価分科会を設立するなど,公共政策一般の中でも高等教育政策・科学技術に関する評価論を発展させ,高等教育研究の枠を超えて融合的な組織・ネットワークを生かした推進体制に発展させている。具体的には,日本評価学会では、2021年に特集号を編纂後,科学技術評価分科会を2022年度に設立し分科会長に就任したほか,研究・イノベーション学会において大学経営問題懇談会の幹事として2021年の設立に参画し,この2年間連続で全国大会時には企画シンポジウムを両学会においてこの3年間開催してきた。日本高等教育学会でも,2022~23年の課題研究「多様性と包摂」の幹事として,システムの分析を所掌している。 結果的に,研究・イノベーション学会において大学経営問題懇談会の幹事として,人文科学中心の紀要編集者ネットワークとURAと連携しオンラインシンポジウムを開催した成果を発展させるなど代替する活動を進展させ,またOECDのイノベーションと評価に関するレポートの翻訳本を出版することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
海外調査を行うこととしていたが,これが新型コロナウイルスの影響とウクライナ侵攻と円安による渡航費用と滞在費用高騰で実現がかなわなかった。
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今後の研究の推進方策 |
評価を研究する研究者の矛盾する現場での評価体験から社会科学に分析範囲を限っていた前身プロジェクトを人文社会科学系の研究全体に拡張して実施しようという着想に至り、後継プロジェクトを本年度から並行して実施することとしている。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究成果のとりまとめのため。
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