近年の急速なグローバル化により、外国語(特に英語)の重要性は高まってきている。小学校においても、2020年には外国語活動が必修化された。しかし、特別支援学校(聴覚障害)では「聞くこと」に困難を抱える児が在籍しており、外国語活動の活動設定や指導の在り方については、小学校よりもその検討が明らかに遅延している。 本研究では、韓国において聴覚障害児用に作成された小学校英語の教科書を分析した。その結果、聴覚障害児用の英語の教科書の構成、教科書の各レッスンに出てくる活動項目、教科書全体の各技能の項目数、韓国の英語の教科書の特徴について明らかにした。
|