研究課題/領域番号 |
19K14300
|
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
安村 明 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (60723468)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
キーワード | 発達障害 / 小児 / 脳機能計測 / 加齢 |
研究実績の概要 |
当該年度に実施した研究の成果について、学術論文2点が採択された。また、1回のシンポジウムおよび4回の学会発表を行った。以上の実績により、発達障害の特異性について、多角的な視点により明らかにした。特に、シンポジウム等の開催により、研究成果を広める啓発活動を積極的に行った。これらの活動は、発達障害児の明るい将来を構築するために非常に有益であると思われる。また、生涯発達の研究として、高齢者を対象とした研究を新たに展開することで、小児から成人、高齢者までの長期にわたる発達障害に関わるダイナミックな変化を明らかにする道筋を構築しつつあることは特筆に値する。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
学術雑誌への採択および研究発表を十分に行った。また、成人および高齢者の脳機能計測をそれぞれ30例以上実施した。
|
今後の研究の推進方策 |
すでに実施した検査の解析を進めて鑑別診断補助システムの開発を目指し、学会発表および論文投稿を行う。
|
次年度使用額が生じた理由 |
購入予定の機材が若干安価に購入することが出来たため。次年度に消耗品や実験機材の購入のために必要である。
|