小児がんに着目した「がん教育」支援プログラムを構築するために、「がん教育支援ツール」を作成し、実践授業を実施し、評価を行った。「がん教育支援ツール」の一つは、小児がんを克服し復学した小学校2年生の子どもが小学校を卒業するまでの学校生活と子どもの心情を描いた絵本である。また、小児がんの子ども達が安心して復学できるために、教員、保護者、医師らにインタ ビューを行い、動画を作成した。 実践授業は、小学生5年生を対象に絵本や動画が「がん教育」に活用できるかについて検討を行った。また大学生を対象に「自己学習後に教え合い、学んだことを伝える動画をグループで作成する」授業を実施し、評価を行った。
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