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2023 年度 実績報告書

アクティブラーニング型授業における学習のプロセスと成果に基づく支援手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K14322
研究機関鹿児島大学

研究代表者

森 裕生  鹿児島大学, 総合科学域総合教育学系, 助教 (00758617)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード学習プロセス / アクティブラーニング / プレゼンテーション / 初年次教育 / 振り返り / 視聴行動
研究実績の概要

本研究は、アクティブラーニング型の大学授業を対象とし、学生の学習プロセスに基づいた学習支援方法の検討と開発を行う。以前の報告にもある通り、本研究は大学の対面授業を対象としていた。しかしながら、助成期間中の新型コロナウイルス感染症流行の影響により、研究計画の変更を行っている。具体的には、オンデマンド授業や授業時間外学習の学習プロセスに着目した研究を中心にすすめてきた。
2023年度は研究最終年度のため、対外的な発表を重視して行った。これまでの研究では、学期中の1つの課題における学習プロセスに着目した分析を行ってきたが、本年度は複数の課題間の関係性に関する分析を行った。
具体的には、初年次教育科目である中間発表と最終発表の2回の発表機会があるプレゼンテーション教育科目を対象として、それぞれの振り返り課題時の学習プロセスを分析した。発表動画の視聴状況に着目した分析を行った結果,(1)33%の学生が中間発表と最終発表のいずれの発表動画も複数回視聴しながら振り返っていたこと、(2)いずれの回も限定的な視聴で振り返りを行った学生が存在することなどが明らかになった。
また、上記の成果を踏まえて、前期に実施された授業では、課題内容の変更を行うなどして、学習プロセスに関する新たなデータを取得した。これまでの研究成果と新たなデータをリソースとして、約3年間にわたる実践・研究の成果を整理し、必要な学習支援の方法やあり方に関する原著論文の執筆を行っている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] プレゼンテーションの振り返り課題における学期を通した発表動画の活用プロセスの分析2023

    • 著者名/発表者名
      森裕生、松下侑輝
    • 学会等名
      日本教育工学会2023年秋季全国大会
  • [学会発表] 大学共通教育科目受講生の生成系AIの認識と活用に関する一検討2023

    • 著者名/発表者名
      森裕生、橋口優衣
    • 学会等名
      日本教育工学会研究会JSET23-4

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公開日: 2024-12-25  

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