• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 実施状況報告書

卒前・卒後のシームレスな教育体制を目指した助産師のマイルストーン指標の開発と検証

研究課題

研究課題/領域番号 19K14332
研究機関清泉女学院大学

研究代表者

上原 明子  清泉女学院大学, 看護学部, 講師 (00700999)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードコンピテンシー基盤型教育 / マイルストーン / 助産師 / 助産実践能力 / 助産師基礎教育 / 混合研究法
研究実績の概要

研究2年目の2020年度は、主として(1)データ収集、(2)データ分析、(3)研究成果の発表を行った。具体的な内容を以下に示す。
(1)データ収集では、対象者からデータ収集を行った。新型コロナウィルス感染症のパンデミックに伴い、研究協力施設の確保が課題となった。このため、当初の計画よりも、データ収集期間を延長し、回収率の確保に努めた。この結果、統計分析や質的分析に耐えうる回収率を確保することができた。
(2)データ分析では、量、質それぞれのデータについて、分析を進めている。特に、量的研究においては、当初予定していなかった助産師のコンピテンシーについて因子分析を行い、因子分析結果をもとに、マイルストーン指標を分析しているところである。
(3)データ分析でまとまった研究成果の一部について、国内学会にて発表し、参加者より今後のマイルストーン指標を推論していくための示唆を得た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

新型コロナウィルス感染症のパンデミックに伴い、大学におけるオンライン授業への移行業務や学内実習への切り替え等が重なった。このため、当初の計画より分析過程に時間を要しているものの、おおむね順調に遂行している。

今後の研究の推進方策

現在、分析の最終段階に入っており、研究3年目の前半で分析を終了する予定でいる。後半では、当初の予定としてエキスパートレビューを予定しているが、感染状況に応じた方法で依頼を行っていく予定である。また、研究成果の発表として、国際学会1件、国内学会1件を控えているとともに、論文投稿の準備を行っている。今後は、得られた研究成果を国内外に発信していく予定である。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウィルス感染症のパンデミックに伴い、当初計上していた旅費がゼロとなり、差額が生じた。生じた差額については、次年度に繰り越す。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 助産師のマイルストーン指標開発に向けた試み2021

    • 著者名/発表者名
      上原明子、淺田義和
    • 学会等名
      日本教育工学会 2021年春季全国大会

URL: 

公開日: 2021-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi