研究課題/領域番号 |
19K14349
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
堀 周太郎 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (20528559)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 術前評価 / 医学生 / 臨床実習 / Project Based Learning / アクティブラーニング / 日本外科学会定期学術集会 / 日本外科学会雑誌 |
研究成果の概要 |
2019年度から2021年度まで、約350名に対してProject Based Learning (PrjBL)方式による手術計画立案実習を実施し、アンケート形式により学生の学習意識の変容を評価した。 その結果、実習修了時には病変の解剖,手術適応やリスク評価等の手術計画PBLで検討した項目に対する重要性の認識が増す一方で,術式や手技など,手術内容に対する重要性の認識が減少した。 本件等は日本外科学会学術集会(2回)をはじめとして国内の複数学会・研究会で発表、また日本外科学会雑誌にも2回掲載されたほか、国内メディアからも取材をうけ、医学系情報誌に研究内容が一部報道された。
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自由記述の分野 |
医学教育
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本教育方略のコンセプトは国内外に類例がなく、実施可能性、その教育効果が未検証であった.今回の研究により、本教育方略が従来の医学部教育の枠組みの中で無理なく実施できること、コロナ禍における制限された教育環境でも、教育コンテンツのオンライン化などで継続して実施可能であることが実証された。すなわち、本教育方略は本邦の医学教育において環境を問わず実施可能な、汎用性の高い教育方略と考える。 教育効果としては実習修了時に術前評価に関する重要性の認識が増す一方で、手術内容に対する重要性の認識が減少した。バランスのよい外科医学教育を実施するうえで本教育方略の適切な立ち位置についてはなお検討を要する。
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