• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

実行意図の形成による恋人間暴力への予防的介入とスマートフォン・アプリの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K14409
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分10030:臨床心理学関連
研究機関弘前大学

研究代表者

古村 健太郎  弘前大学, 人文社会科学部, 准教授 (40781662)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード恋人間暴力 / 恋愛関係 / 夫婦関係
研究成果の概要

本研究の目的は,心理的暴力への予防行動を促す予防的介入の手法を開発し,その効果検証を行うことであった。研究はインターネット調査(研究1,研究2,研究3),既存のデータの二次分析による恋愛関係における恋人間暴力の激化やストーキングの激化過程の検討(研究4,研究5),地域コミュニティを対象とした実践的介入を行った(研究6)。しかし,COVID-19の流行もあいまって,介入実験やアプリ予防には到達できなかった。これらの研究によって心理的暴力から身体的暴力へと至る過程の実証やコミュニティでの介入可能性について明らかにした。

自由記述の分野

臨床社会心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで数多くの恋人間暴力についての基礎的知見が積み重ねられる中で,本研究は複数の縦断的研究や二次データ分析及びコミュニティでの介入を行い,日本における恋人間暴力のエスカレートについて実証的データを積み重ね,資料となるデータを蓄積した。また,コミュニティへの介入を実践することにより,恋人間暴力の予防へのコミュニティアプローチの可能性を示すことができた。これらの成果は,恋人間暴力の予防的介入に対する有益な資料となるであろう。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi