研究課題/領域番号 |
19K14431
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
横光 健吾 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 助教 (70822154)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | ハーム・リダクション / ギャンブル依存症 / スマートフォンアプリケーション / 遠隔心理支援 / SBIRTS |
研究実績の概要 |
1年目はスマートフォンアプリケーションの開発が順調に進んだが、2・3年目は、コロナウィルス感染拡大のため、予定していた介入研究(軽度以上のギャンブル障害者を対象に、ギャンブル行動等に及ぼす影響を検討する無作為化比較試験)の開始を中断した。また、3年目には異動に伴う倫理審査申請に時間を要した。3年目の介入研究の中断期間中は、インターネットを通じて、募集、同意取得、参加者とのやり取りに関する体制を確立し、4年目(最終年度)に介入研究が開始できるよう準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナウィルス感染拡大のため、予定していた介入研究(軽度以上のギャンブル障害者を対象に、ギャンブル行動等に及ぼす影響を検討する無作為化比較試験)の開始を中断した。また、異動に伴う倫理審査申請に時間を要した。今年度にかけて、インターネットを通じて、募集、同意取得、参加者とのやり取りに関する体制を確立し、次年度(最終年度)に介入研究が開始できるよう準備を行った。
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今後の研究の推進方策 |
申請書の予定通り、軽度以上のギャンブル障害者を対象に無作為化比較試験を実施し、開発したスマートフォンアプリケーションの効果(ギャンブル行動、ギャンブルに費やされた金額、その他ギャンブルに関連する症状)を検討する。加えて、介入研究によって取得されたデータを用いて、リアルタイムでのギャンブル行動抑制に影響のある、対処方法等を明らかにするための解析等を実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナウィルス感染拡大のため、昨年度予定していた介入研究の開始を中断した。今年度をかけて、インターネットを通じて、募集、同意取得、参加者とのやり取りに関する体制を確立し、次年度に介入研究が開始できるよう準備を行った。
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