研究課題/領域番号 |
19K14472
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10040:実験心理学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
上田 祥行 京都大学, こころの未来研究センター, 特定講師 (80582494)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | こころワールドマップ / 「こころ」の概念 / 行動実験 / 文化比較 / 大規模データベース / 分布 / 分散 / 世界地図 |
研究成果の概要 |
ヒトが持つこころがどのように形成されるのかを検討するために、本研究では、基礎的な知覚・高次の思考を含む様々な課題を実施するとともに、世界各地で行われた心理実験の成果を集約できるようなプラットフォームの開発を行った。概念と概念の関係をモデル化し、記述する方法であるオントロジーによって、心理実験データベースの基礎を構築した。 また、こころに関する概念の調査も行い、「こころはどこにある?」「ヒト以外にこころを持つものはいるか?」「幸福/不幸はどういった色で表現される?」「幸せはいくらで買える?」といった「こころ」そのものに対する考え方の違いに関する予備的なデータを得た。
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自由記述の分野 |
実験心理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、基礎的な知覚現象について、世界各地域を網羅して行った研究はほとんどなかったが、ヒトのこころの形成を俯瞰的に捉えるには、「基礎的な知覚」と「高次の思考」の両者を含んだ様々な課題のパフォーマンス間の関係性を踏まえ、それらの人々が住む環境とどのように関連しているのかを多角的に検討することが必要である。 本研究で構築されたプラットフォームは、心理行動実験に関するデータベースの基礎となる。これを利用することで、実験が実施された国・地域とそれぞれの結果を結合することが可能となる。さらには、実験方法による結果の一貫性などを確認することができ、再現性の検討にも資することができる。
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