本研究では,すばる望遠鏡広視野可視カメラHyper Suprime-Cam(HSC)による多波長撮像データに畳み込みニューラルネットワークを適用し,赤方偏移2.2から7.0にある大規模なLya輝線銀河サンプルを効率的に構築した.また,ケック望遠鏡およびジェミニ望遠鏡を用いた国際共同観測により,高赤方偏移にある星形成銀河の高密度領域を分光同定し,サブミリ銀河との天球面分布の比較から有意な相互相関を検出した.さらに,分光同定された赤方偏移6程度にある明るい星形成銀河からのCO分子ガス輝線をミリ波干渉計ALMAで観測し,CO輝線フラックスをもとに分子ガス質量密度を見積もった.
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