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2022 年度 研究成果報告書

eROSITA・すばる・京大せいめい望遠鏡で探る超巨大ブラックホールの成長史

研究課題

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研究課題/領域番号 19K14759
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分16010:天文学関連
研究機関京都大学

研究代表者

鳥羽 儀樹  京都大学, 理学研究科, 研究員 (40825957)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード超巨大ブラックホール / すばる望遠鏡 / eROSITA衛星 / NuSTAR衛星 / SOFIA天文台 / eROSITA衛星
研究成果の概要

宇宙に普遍的に存在する超巨大ブラックホールの成長史を探るために、さまざまな進化段階にあると期待される活動銀河核の系統的探査およびそれらの素性調査を実施した。すばる望遠鏡のHyper Suprime-Cam (可視光線)、eROSITA衛星 (X線)、WISE衛星(赤外線)、VLA FIRST(電波)などの多波長データを総動員することで、成長途上期から成熟期まで幅広い進化段階にいる活動銀河核の発見に成功した。またそれらのスペクトルエネルギー分布から見つけた天体の物理量を見積もることに成功した。これらの結果は計6本の査読論文(全て申請者が主著者)として報告することができた。

自由記述の分野

天文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

この研究から、宇宙にはこれまで見落とされてきたようなさまざまな成長段階にある超巨大ブラックホールを宿す銀河が存在することを確認できた点で意義深い。また、すばるHSCチームとeROSITAチームとの国際共同研究により、データの一般公開に先駆けて研究成果を発表できた点も大きい。
超巨大ブラックホールは社会的にも関心の大きいトピックであるため、一般講演などで観測成果をわかりやすく伝える活動を通じて、得られた知見を社会に還元するようにも努めた。

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公開日: 2024-01-30  

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