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2023 年度 研究成果報告書

理論と観測から迫る大質量星形成

研究課題

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研究課題/領域番号 19K14760
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分16010:天文学関連
研究機関東京工業大学 (2022-2023)
国立天文台 (2020-2021)
大阪大学 (2019)

研究代表者

田中 圭  東京工業大学, 理学院, 助教 (20634455)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード大質量星形成 / 電波観測 / 星形成理論 / 輻射輸送
研究成果の概要

本研究では理論と観測の両面から大質量星形成過程の解明に取り組み、4年間にわたり多くの国際共同研究を通じて重要な成果を挙げた。まず、大質量星形成の最大障壁である「輻射フィードバック」について、円盤降着による克服のシナリオを提唱し、観測で実証した。また、大質量原始星円盤の高温環境が岩石ダストの合体成長や蒸発を促進することを明らかにし、宇宙鉱物学研究の実験室としての価値を示した。さらに、低重元素量環境における大質量星形成過程を数値シミュレーションとサーベイ観測で調査し、物理過程や化学特性の多様性を明らかにした。これらの成果は、包括的な理解と将来の研究指針となる重要な一歩である。

自由記述の分野

星形成

研究成果の学術的意義や社会的意義

国際共同研究を通じて、次世代の天文学者や物理学者の育成に寄与する。特に、若手研究者が最先端の研究に参加する機会を提供し、国際的な視野を持つ人材の育成を促進する。高精度な観測技術やシミュレーション技術の発展を通じて、科学技術全般の進歩に貢献する。これにより、他の科学分野や工学分野への応用も期待される。宇宙の起源や星の形成に関する理解を深めることで、一般社会への科学啓発を促進する。これにより、科学への興味を喚起し、科学教育の充実に繋がる。

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公開日: 2025-01-30  

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