研究課題
若手研究
本研究は活動銀河核ジェットの内部で発生する高エネルギー電子の加速現場の特定を目的に活動を行なった。そのため電波干渉計データを画像化するためのソフトウェアを開発し、実際のデータに適用することで従来に比べ数倍空間分解能がいい画像を取得することに成功した。複数期間によって取得されたデータに対して超空間分解画像を作成することで、ジェットの時間的変化をつぶさに捉え、そのジェットの挙動からジェットを構成する螺旋磁場の存在を特定することに成功した。
天文学
本研究では電波干渉計データを画像へ再構成するソフトウェア開発の一端を担っている。開発したソフトウェアは電波干渉計データ一般に適用可能であり、過去に取得されたデータに適用することで、今まで以上の空間分解能の画像を取得することが可能となり、本研究のみならず広く応用が可能な技術となる。