次年度使用額が生じた理由 |
2019年度は交付申請書では物品費として1,800,000円、旅費として300,000円計上していたのに対し、実支出額は物品費が1,793,849円、旅費が56,440円、その他1,720円であった。このように、物品費がおおむね当初の計画通りの支出であったのに対し、旅費の支出が少なかった。そのため次年度使用額が247,991円生じた。旅費の支出が計画に比べて少なかったのは、当初2019年度内に想定していた学会発表を2020年度に行うことにしたためである。これは「現在までの進捗状況」に記載したように、研究成果の特許化を想定して学会発表を控えたためである。 2020年度は2件の国際学会発表を予定していて、旅費の使用が当初の予定よりも多くなると想定される。また、実験の進捗が順調であるため、使用する消耗品の支出も大きくなると考えられ、これらにより次年度使用額を使用する予定である。
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