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2021 年度 実施状況報告書

2位相変調法によるチップスケール原子時計の小型化

研究課題

研究課題/領域番号 19K15009
研究機関国立研究開発法人情報通信研究機構

研究代表者

矢野 雄一郎  国立研究開発法人情報通信研究機構, 電磁波研究所電磁波標準研究センター, 研究員 (80781765)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードチップスケール原子時計 / CPT
研究実績の概要

携帯電話などの小型端末に搭載できるチップスケール原子時計の実現に際して、外部磁場低減のための多重の磁気シールドは小型化の大きな障害となる。本研究では磁気シールドを軽装化することを目的として、磁場に敏感な遷移(ゼーマンサブレベル)を位相変調法による原子共鳴検出により高精度に計測する方法を検討している。当該年度は検証実験が主であったが、残念ながら、今年度はCOVID-19による出勤制限により検証実験の実施は実施できず、当初計画通りには遂行されなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

数値計算による解析は順調であるが、COVID-19による出勤抑制により、実験時間の確保が難しく、検証実験が想定よりも大幅に遅れている。新規実験装置の導入やリモートコントロールによる測定環境の整備などに時間がかかっている。

今後の研究の推進方策

出勤抑制が解除されたため、実証実験を実施する。

次年度使用額が生じた理由

COVID-19による出勤抑制により、実験が進捗しなかったため。仕様を満たした実験装置を購入し、実験を開始する。また、実験結果は国内会議で報告する。

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公開日: 2022-12-28  

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