短波長(300nm付近)で発光する窒化ガリウム量子ドットに適用するphotonic Bullseye構造のデザイン、作成、及び光学評価を行なった。実際に作成したbullseye構造を用いて、窒化ガリウム量子ドットからの光子取り出し効率を上昇させることに成功するができた。ベストデータでは、実験的に5%以上の取り出し効率(レート=4.36MHz)を実現することができた(対物レンズの開口数=0.4の場合)。無加工量子ドット(同じ波長で発光するもの)の理論的な最大光子取り出し効率値と比較すると、四倍程度の取り出し効率を実現することができたこと言える。
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