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2022 年度 研究成果報告書

合理的な「最悪シナリオ」の想定は如何にあるべきか?-原子力災害リスク管理を例に

研究課題

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研究課題/領域番号 19K15271
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分25030:防災工学関連
研究機関関西大学

研究代表者

菅原 慎悦  関西大学, 社会安全学部, 准教授 (70638006)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード原子力安全 / 安全目標 / 最悪シナリオ / リスク評価 / 予測シミュレーション / 原子力災害
研究成果の概要

原子力災害や公衆衛生緊急事態においては「最悪シナリオ」の評価や予測シミュレーションの積極的活用が求められる一方、その活用方法等には様々な課題がある。本研究では、福島原発事故やCOVID-19をめぐる社会的対応を例にとり、そのような評価や予測における想定のあり方、不確かさとその表現、意思決定との接続などについて、原子力学や科学技術社会論・技術哲学などの知見を横断的に踏まえて検討を行った。

自由記述の分野

原子力学、科学技術社会論

研究成果の学術的意義や社会的意義

最悪シナリオや予測シミュレーションは、原子力災害やパンデミックなどの緊急時において、起こりうる将来像を「科学的」に描くための強力なツールとして社会的・政治的に大きな注目を集めるが、その数値の解釈や活用方法等をめぐり、しばしば激しい論争が生じる。本研究は、そのような評価や予測をめぐる期待や摩擦がどのように生じるのかを、過去の事例をもとに明らかにし、類似の目的で開発される評価・予測手法の研究や実装における示唆を導出した。

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公開日: 2024-01-30  

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