この研究期間中に、いくつかのファインバブル(FB)ノズルのプロトタイプが開発し、3Dプリントされた。開発したノズルの性能は、いくつかの気液比の下でのガス吸収性能によって評価された。最良の動作条件では、バッチ式動作で20分以内に水の酸素濃度が過飽和状態になった。そして、液中に含まれるFBをNTA法を用いて測定を行った。その結果、100nm~300nmの大きさのFBが1mLあたり平均3.5億個含まれていることがわかった。 細い流路でのスラグ流を用いた場合、液体スラグの内部循環によりFBが変形し、その数や大きさが変化することがわかった。1mLあたり3億個以上のFBが連続的に発生した。
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