Molecular interaction analysis of lipid bilayer nanodomains by scanning probe nanospectroscopy in fluid environments

2020 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19K15449
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分29020:薄膜および表面界面物性関連
• 研究機関: 国立研究開発法人理化学研究所
• 研究代表者: BALOIS MariaVanessa 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究センター, 基礎科学特別研究員 (00775083)
• 研究期間 (年度): 2019-04-01 – 2021-03-31
• キーワード: Raman spectroscopy / surface science

研究成果の概要

本研究では、632.8 nmおよび785 nmの励起波長を使用可能なナノ分光システムを構築する事ができた。また、本システムは環境影響を受けやすい試料に対応するための環境制御システム中に収納されている。システムの設計には、数値シミュレーション（FDTDおよび Mathematica）を用いて、光学系とプローブの最適な実験パラメータ（開口数，レーザー照射角度，プローブの傾き）を算出した。金プローブを作製するために、3電極の電気化学エッチングシステムを作製し、この金プローブを作製するための方法論を確立した。

自由記述の分野

Engineering

研究成果の学術的意義や社会的意義

It is important to develop nanospectroscopy systems that have both high spatial resolution and chemical sensitivity in order to study phenomena occurring at the nanometer scale. The development of a nanospectroscopy system in this project would help study both biological and non-biological samples.