研究課題/領域番号 |
19K15487
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分31020:地球資源工学およびエネルギー学関連
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
芳賀 一寿 秋田大学, 国際資源学研究科, 准教授 (10588461)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 銅鉱石 / 有機炭素 / 浮選 / 高温・高圧浸出 / 溶媒抽出 |
研究成果の概要 |
本研究では、有機炭素分を含む難処理銅鉱石の処理プロセスの確立を目的に、浮選、高温高圧浸出、溶媒抽出法を組み合わせた銅回収プロセスの開発を試みた。一連の研究の結果、浮選による銅鉱物の濃縮、高温高圧浸出による銅の選択的浸出、溶媒抽出による銅の濃縮が可能であることを明らかにし、既存の選鉱プロセスでは処理が困難であった難処理銅鉱石から、銅を回収できるプロセスを構築した。
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自由記述の分野 |
資源処理工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
銅は、ほとんどの工業製品になくてはならない言わば「産業のバックボーン」となる金属素材であり、今後更なる需要増加が見込まれる。ところが、銅の原料となる銅鉱石は、劣質化が進んでおり、銅を安定的に供給するためには不純物を含む鉱石から銅を選択的に回収するプロセスが必要となる。本研究で開発した、浮選、高温高圧浸出、溶媒抽出のプロセスは、炭素を含む鉱石のみならず、有害元素を含む鉱石、低品位鉱石からの銅回収にも応用できることから、今後の銅の安定供給に寄与するプロセスを考案できた。
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