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2021 年度 研究成果報告書

Iron-catalyzed Activation of Unreactive Bonds for Organic Materials Synthesis

研究課題

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研究課題/領域番号 19K15555
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分33020:有機合成化学関連
研究機関東京大学

研究代表者

シャン ルイ  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任准教授 (50793212)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードiron-catalysis / C-H activation / polymerization / perovskite solar cells / tandem cyclization / non-fullerene acceptor / photodetector
研究成果の概要

この研究プロジェクトを通じて、持続可能で経済的な鉄ベースの触媒を使用して有機電子材料にアクセスする合成方法が開発されました。太陽電池および発光ダイオード用の新しい有機光電子材料が開発されました。
チオフェンベースの半導体ポリマーは、安価な試薬を使用した鉄触媒チエニルC-H / C-Hカップリングを使用して製造され、高い持続可能性と経済的メリットのある重合方法を提供します。鉄触媒によるワンポットタンデム環化反応は、剛直な炭素架橋アリレン-ビニレン材料の合成のために開発されました。 発光材料に加えて、近赤外光検出器用の非フラーレンアクセプター材料は、この鉄鉄触媒による環化法を使用して開発されました。

自由記述の分野

有機合成化学、有機材料化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

鉄を触媒として有機電子材料を作ることのメリットは、現代の化学合成に求められる環境的、持続可能、経済的問題のために顕著です。 このプロジェクトの結果は、触媒作用として豊富な鉄塩を使用して新しい電子材料を合成する方法を提供し、有機金属化学と触媒作用の新しい知識を提供します。 新しく開発された鉄触媒を使用することによる材料アクセスは、太陽電池、光検出器、および発光のための効率的な材料として発見されました。 これらの鉄触媒プロセスは、持続不可能な資源への依存を回避し、有機電子材料の製造コストを削減するために、将来の産業用途に役立つ可能性があります。

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公開日: 2023-01-30  

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