研究課題
若手研究
本研究では、(1)初めてペプチドをリンカーとして新規リガンドクラスターの構築に使用した。環状ナフタレンジイミド(cNDI)をG4リガンドユニットとして採用し、pep-cNDI 二量体を新たに合成し、G-quadruplex認識への応用性も評価した。(2)CDベースのTm測定およびITCベースの結合親和性アッセイにより、pep-cNDI二量体がモノG-quadruplexの認識および安定化に対する優先度が高いことを確認した。 (3) ESI-MS の結果により、2 つの pep-cNDI 二量体が 1 つの G-quadruplex 構造に結合し、より安定した複合体を形成することを示唆していた。
生体関連化学
We firstly adopted peptide as linker part for constructing G4 ligand cluster, and confirmed the high potentiality of peptide as linker, which could enrich the development of new group of G4 ligands.