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2021 年度 研究成果報告書

超高輝度蛍光RNAの作出と細胞内RNA動態の可視化

研究課題

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研究課題/領域番号 19K15720
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分37030:ケミカルバイオロジー関連
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

古旗 祐一  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究員 (40828026)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード核酸 / 蛍光RNA / RNA分析 / 蛍光相関分光法
研究成果の概要

本研究では高輝度な蛍光RNAの取得を目的とし,蛍光RNA配列を部分的にランダム化したライブラリを細胞群に発現させ,明るく蛍光する細胞を取得するスクリーニングを予定していた.しかしランダム化ライブラリの基となる申請者が開発した高輝度蛍光RNAを詳細に解析する上で,高輝度化メカニズムについて興味深い知見が得られた.そこで高輝度化のメカニズムと高輝度化に資するRNAの性質を評価するための新規解析法の構築に研究目的を修正し,当該手法の確立を行った.

自由記述の分野

バイオテクノロジー

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,蛍光RNAが持つ配列・構造とその蛍光特性との関係性について詳細に理解するため,蛍光相関分光法に基づいた方法論を開発するとともに,既報の蛍光RNAの蛍光特性を再評価した.本法の開発により最先端のRNAイメージングツールである蛍光RNAの特性を一分子レベルで解析し,その発光効率や分子論的性質に関する踏み込んだ評価が可能となった.本解析プラットフォームは多様化と改良が加速している蛍光RNAツールのベンチマークに有効であり,RNAに起因する幅広い疾患や生命現象の解明に貢献することが期待される.

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公開日: 2023-01-30  

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