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2022 年度 実施状況報告書

糸状菌転写因子ClrBとMcmAの協調によるセルラーゼ遺伝子発現誘導の分子機構

研究課題

研究課題/領域番号 19K15731
研究機関三重大学

研究代表者

國武 絵美  三重大学, 生物資源学研究科, 助教 (30800586)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードAspergillus / 転写因子 / セルラーゼ / 糸状菌
研究実績の概要

Aspergillus nidulansにおいてセルラーゼ遺伝子の発現は特異的転写活性化因子ClrBと広域転写因子McmAによって制御されている。複数の転写因子によるセルラーゼ遺伝子の協調的発現制御の分子機構を追究するため、本年度はClrBおよびMcmAのセルラーゼ遺伝子プロモーターへの結合をクロマチン免疫沈降法(ChIP)により明らかにする計画であった。また、前年度にMcmAと相互作用する新たな因子の探索を免疫沈降法により実施したところ、候補となるタンパク質の存在が示唆されたため、本年度はこの単離を進める予定であった。しかし研究代表者の産休・育休取得により研究を中断したため、これらの実験を十分に実施することが出来なかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

ChIP解析を行うための準備・条件検討を進めていたが、産休・育休取得のため研究を中断したことにより、本実験には至らなかった。また、その他の解析も進めることが出来なかった。

今後の研究の推進方策

本年度実施予定であったChIP解析やMcmAと相互作用する因子の同定に向けて解析を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

休業により中断したため研究が計画通りに進行しなかった。未使用の費用は次年度の物品購入や解析費、学会参加費に充てる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] cAMP signaling factors regulate carbon catabolite repression of hemicellulase genes in Aspergillus nidulans2022

    • 著者名/発表者名
      Kunitake Emi、Uchida Ryota、Asano Keisuke、Kanamaru Kyoko、Kimura Makoto、Kimura Tetsuya、Kobayashi Tetsuo
    • 雑誌名

      AMB Express

      巻: 12 ページ: 126

    • DOI

      10.1186/s13568-022-01467-x

    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2023-12-25  

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