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2022 年度 研究成果報告書

哺乳動物FoF1ATP合成酵素全体の高分解能及び動的構造解析

研究課題

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研究課題/領域番号 19K15749
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分38030:応用生物化学関連
研究機関京都大学

研究代表者

慈幸 千真理  京都大学, 複合原子力科学研究所, 特別研究員(RPD) (70585976)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードFo F1ATP合成酵素 / ミトコンドリア / 単粒子構造解析
研究成果の概要

回転を伴い柔軟性が高いために極めて不安定な哺乳動物ミトコンドリアFoF1ATP合成酵素のモノマー、テトラマー、オリゴマーを形態ごとにサブユニットを解離することなく安定に精製し、単分散性の高いクライオグリッドを作製することに成功した。クライオ電子顕微鏡を用いた単粒子構造解析によりI F1結合型テトラマー全体を約7オングストローム分解能の構造を導いた。

自由記述の分野

構造生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、ミトコンドリアの内膜に存在し、哺乳動物の生命活動を維持するために必要なATPエネルギーの95%以上を生産し、また近年の研究によってミトコンドリア膜透過性遷移孔(PTP)として機能することが明らかになってきているFoF1ATP 合成酵素の高分解能構造解析である。その詳細な構造は、本酵素が関与する疾患の創薬研究の基盤となる。

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公開日: 2024-01-30  

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