研究課題
若手研究
本研究は、O-GlcNAc glycan が Notch シグナルだけではなく、EGFR シグナルも制御する糖鎖である可能性を示した世界初の研究である。本研究で見出された O-GlcNAc glycan の多様性がEGFR シグナルを制御することが実証できれば、O-GlaNAc glycan の新たな生物学的意義の解明に繋がるであろう。
糖鎖生物学
本研究では、癌の悪性化や個体発生に重要な機能をもつEGFRシグナルを制御する新しい糖鎖修飾を見出すことができた。このことは、癌の成り立ちや生物の成り立ちを理解する上で、非常に重要な発見であり、創薬研究への応用や再生医療分野への貢献が期待でき、学術的にも社会的にも非常に意義がある研究成果である。