研究課題
若手研究
植物生理に重要な膜電位について、より詳細な知見を得るため、既存の膜電位センサーや自ら作成した新規のセンサー・Genetically-encoded voltage indicator (GEVI)を利用した膜電位イメージング系を確立することを目的とした。本研究により、植物細胞での膜電位イメージングには、pHによる影響を受けにくいGEVIの利用が不可欠であることを示され、将来のPlant-GEVI開発への方向性が示された。
植物生理学
本研究の成果により、将来のPlant-GEVI開発の指針が示された。また、研究の過程で得られた数多くの新規GEVIは、動物細胞においては良好な応答を示しており、神経細胞における膜電位イメージングなどへの応用が期待される。