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2021 年度 実施状況報告書

環境に依存して行動を制御する線条体直接路・間接路の機能の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K16264
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

西澤 佳代  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (30644108)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード背側線条体 / 弁別学習
研究実績の概要

環境の変化に対する適応行動は、脳の持つ本質的な役割であり、この適応行動の基盤となる神経ネットワークの仕組みの解明は、神経科学領域において克服すべき重要な課題である。本研究では、大脳基底核の中心的な神経核である線条体が、環境に依存した正確な行動の制御に対してどのような役割を果たすのかを明らかにすることを目的とする。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

申請者の産前産後の休暇又は育児休業の取得に伴い、実験が一時中断したため。

今後の研究の推進方策

DLSに由来する線条体直接路に対する選択的除去の組織実験や、新たに作製するTac1-IL2R/YFP KIラットを導入した解析を実施し、弁別学習における背側線条体直接路の役割と機能分化について検討を進める。

次年度使用額が生じた理由

ラットの購入や飼育管理費、神経活動阻害剤等の試薬購入費用に充てるため

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 条件付き弁別学習の獲得過程において活動変化を起こす線条体亜領域へ投射する視床領域の同定2021

    • 著者名/発表者名
      西澤佳代
    • 学会等名
      第44回 日本神経科学大会

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公開日: 2022-12-28  

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