研究課題
神経炎症系のシグナルについて、インフラマソームと同じく、自然免疫のひとつであるSTING経路について検討を行った。MSAのアストロサイトにおけるSTING関連タンパクについて、剖検脳での検討を行い、αシヌクレインとSTING関連タンパク陽性ミクログリアが増加することを報告した。また、患者髄液でのインターロイキンの測定を行った。実験結果は、井上らと、STING経路を報告した。そのほか、広島大学との共同研究で、OPTN変異マウスの病理像と、ヒト剖検脳との比較を行い、OPTN変異により、オートファジー異常が起こることを報告した。を報告した。
3: やや遅れている
院内のコロナ感染対策のため、実験のための立ち入りの制限の期間があったため。
今後は、シヌクレイン変異をもつモデルマウスやシヌクレインの細胞モデルにおいて、インフラマソームなどの神経炎症の関与について検討する予定である。
コロナウイルスのパンデミックのため、実験施設への立ち入りの制限があり、実験スムーズにすすまず、研究費の一部を来年度に延期した。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 2件)
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