研究課題
医薬品及び関連化合物について光によるスルホキシドの光学純度低下が起こる構造的要因の解明を本年度の目的とし研究を行った。既存の医薬品や医薬品代謝物まで含め、キラルなスルホキシドが蛍光灯や UVライト照射によりラセミ化するか、キラル HPLC により光学純度の変動を追い、網羅的に検討した。またラセミ化に関わる吸収波長の特定、溶媒効果、置換基効果、反応速度への影響なども検討を行った結果、基質よって特定の波長や溶媒によりラセミ化速度に違いが見られることが分かった。現在、これら得られた結果を公表するために詳細な検討を進行中である。
2: おおむね順調に進展している
申請書に記載している実験を順次行い順調に進展しているため。
申請書に記載している通り行う予定。
研究の進行状況上使用するため。
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HETEROCYCLES
巻: 101 ページ: 273~273
10.3987/COM-19-S(F)23
SYNLETT
巻: 30 ページ: 951-954
DOI: 10.1055/s-0037-1612427
巻: 98 ページ: 1423~1423
10.3987/COM-19-14161