• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

ゲノム編集ハイスループットノックアウトによる腫瘍溶解性ウイルスの細胞傷害性の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K16500
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分48030:薬理学関連
研究機関東京慈恵会医科大学 (2022)
東京大学 (2019, 2021)

研究代表者

宮本 将平  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (20758536)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードウイルス療法
研究成果の概要

本研究では、遺伝子を自由に改変可能なゲノム編集技術により様々な遺伝子を欠失させた癌細胞集団を作製し、その癌細胞集団を用いて、腫瘍溶解性ウイルスであるコクサッキーウイルスB群3型(CVB3)の細胞傷害性に必要な遺伝子を同定する。CVB3の癌細胞殺傷メカニズムを詳細に理解し、ウイルス感染に必要な受容体の発現のみならず、CVB3の殺細胞効果に必要な遺伝子を把握することで、治療を受ける患者の適応基準を科学的に設定することが可能になる。本研究では、次世代シークエンスの結果を解析し、レンチウイルスに組み込まれたバーコード配列を識別し、さらに様々な遺伝子候補の同定に成功した。

自由記述の分野

ウイルス療法

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、これまでにCVB3の細胞傷害性に関して報告のない遺伝子が多く見つかっており、さらに報告のないシグナル経路がウイルス増殖に関連している可能性が示唆され、今後のウイルス療法開発に重要な鍵となることが予想される。
また、本研究で同定された遺伝子が他のエンテロウイルスに関与しているかどうか解析することにより、他のエンテロウイルスに対する治療薬の開発に繋がる可能性がある。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi