研究課題/領域番号 |
19K16542
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
大谷 裕一郎 広島大学, 病院(医), 助教 (00817091)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | Ints6 / コンディショナルノックアウトマウス / Integrator complex / 脂肪細胞 / Adipoq-Cre-ERT2 Tg |
研究実績の概要 |
2020年5月にInts6 conditional knockout mouse targeted allele を持つmouse embryonic stem cell 樹立に成功した。2020年5月 広島大学 自然科学研究開発支援センター、医化学教室とともにInts6 コンディショナルノックアウトマウス解析プロジェクトチームの立ち上げ、毎月ミーティングを行い進捗の共有を行なっている。2021年1月 作成したES細胞をもとに胚移植を行ったところ、ES細胞寄与度100%のキメラマウスの産出に成功した。2021年3月 医化学教室より分与いただいた生殖細胞をもとにしたCAG FLPe-Tg mice、Adipoq-Cre-ERT2 Tg mice の産出にも成功した。2021年5月 キメラマウスと野生型マウスとの交配実験にて産出されたマウスのジェノタイピングを開始している。2022年初頭(1月)には脂肪細胞で特異的にInts6を欠失させることのできるコンディショナルノックアウトマウスが産出される予定である。コンディショナルノックアウトマウスが産出されれば、タモキシフェン投与下で脂肪組織の形成、糖、脂質の代謝、臨床的に重要な血液中のアディポサイトカインの解析を行う。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス流行に伴う、本研究で予定していた遺伝子組み換え実験の審査承認に遅れが生じたため実験開始に遅延が生じた。
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今後の研究の推進方策 |
実験計画を見直し、コンディショナルノックアウトマウスの作成に焦点を絞り優先的に行うこととした。
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