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2020 年度 研究成果報告書

3次元的血管構造に基づいた新規病理診断法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K16557
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分49020:人体病理学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

野島 聡  大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (40528791)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
キーワードイメージング / 組織透明化 / 3次元イメージング / 人工知能 / 機械学習
研究成果の概要

正常大脳組織および腫瘍組織の随伴血管のイメージングを行った。CUBIC-L, CUBIC-R+を用いて透明化処理を行い、Tomato-lectinを用いて染色することで、腫瘍随伴血管の走行や分布の不整さについて、明瞭にイメージングすることができた。また、特発性心筋症についても、CUBIC-HL, CUBIC-R+を用いて透明化処理を行い、SYTO16を用い染色することで、心筋細胞の走行について明瞭にイメージングできた。このイメージングにおいて、拡張型心筋症の心筋は心筋径が一定でなく、走行もやや錯綜していることが描出できた。

自由記述の分野

実験病理、診断病理

研究成果の学術的意義や社会的意義

透明化試薬、蛍光プローブを用いることで、腫瘍内部を走行する血管構造を明瞭にイメージングする手法を確立することができた。今後これらの技術が標準化されることで、従来では難しかった診断が可能になることや、自動診断の発展に寄与することが期待できる。

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公開日: 2022-01-27  

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