研究課題/領域番号 |
19K16605
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分49030:実験病理学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
横山 和明 東京大学, 医科学研究所, 助教 (00647498)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 造血幹細胞移植 / 急性移植片対宿主病 / 1細胞RNAシーケンス解析 / 間葉系幹細胞 |
研究成果の概要 |
造血幹細胞移植 (移植)において、合併症である急性移植片対宿主病 (aGVHD)克服は課題である。特に1次治療のステロイド治療への抵抗例は予後不良でありその克服法の確立は急務である。近年、間葉系幹細胞(MSC)療法が注目されているがその生体内での作用機序とバイオマーカーが不明である。そこで本研究では、MSC療法を受けたaGVHD患者を対象 とした、治療前後の末梢血免疫細胞の1細胞RNAシーケンス解析を行うことで、MSCが誘導していると考えられる、未知のaGVHD制御に関わる免疫細胞集団候補とバイオマーカ候補としてA,Bを同定した。これによりMSCの治療反応バイオマーカーの確立に繋がる。
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自由記述の分野 |
血液腫瘍
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
造血幹細胞移植は、急性白血病などの難治性血液疾患の根治的治療法の一つとして確立されているが、合併症として急性移植片対宿主病(aGVHD)が課題である。を克服する事に繋がり得る。近年、間葉系幹細胞(MSC)療法が注目されているがその生体内での作用機序とバイオマーカーが不明である。そこで本研究では、MSC療法を受けたaGVHD患者を対象 とした、治療前後の末梢血免疫細胞の1細胞RNAシーケンス解析を行うことで、MSCが誘導していると考えられる、未知のaGVHD制御に関わる免疫細胞集団候補とバイオマーカ候補としてA,Bを同定した。これによりMSCの治療反応バイオマーカーの確立に繋がる。
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