研究課題/領域番号 |
19K16705
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分50010:腫瘍生物学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
蘇 美慈 東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (00812116)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | MDSC / LILRB4 / gp49B / immunosuppression / metastasis |
研究成果の概要 |
骨髄由来抑制細胞(MDSC)は、腫瘍関連の免疫抑制に関与しており、腫瘍の転移を促進する。 この研究では、抑制性免疫受容体LILRB4(マウス相同分子gp49B、以下B4)がMDSCの極性化を調整し、腫瘍促進することを発見した。 B4欠損MDSCは、Treg細胞の活性化、癌細胞の遊走の促進、腫瘍血管新生の刺激などの腫瘍促進性免疫応答を阻害した。 野生型担癌マウスをB4欠損M-MDSCで治療すると、癌の転移が減少した。 また、B4をノックアウトすると、血漿エクソソーム由来の抗腫瘍miRNA発現量が増加した。 以上の結果は、B4がMDSCを調節し、抗腫瘍miRNAの分泌を抑制することを示した。
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自由記述の分野 |
Oncolmmunology
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Immune checkpoint inhibitors (ICIs) are used to enhance the antitumor immune response. Several patients do not respond to ICIs due to MDSC-mediated immune escape. Investigation of LILRB4 on how to contribute to MDSC-mediated immunosuppression could provide a new approach for ICI combination therapy.
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