研究課題
若手研究
胃癌腹膜播種の責任遺伝子候補としてLOXL1を同定し、論文報告しました。胃癌局所免疫環境を反映するCYT scoreの臨床的意義を明らかにし、論文報告しました。胃癌免疫療法であるニボルマブの稀な有害事象を経験し症例報告しました。さらに胃癌新規責任遺伝子OSBPL3を同定し、その生物学的意義及び臨床的意義を明らかにして論文作成しました。現在投稿中です。
胃癌
胃癌進行の責任遺伝子を同定することで、その根底にあるメカニズムを明らかにし、新たな胃癌の治療法と検査法の開発につながります。胃癌の予後改善に寄与することが予想されます。また、胃癌における免疫療法が盛んに研究されていますが、その治療効果予測因子が少ない現状です。我々はCYT scoreが胃癌局所免疫を反映することを証明し、免疫療法の治療効果予測因子になりうることを提示しました。これも胃癌の予後改善に寄与することが予想されます。