MET exon14 skipping mutationを有する非小細胞肺癌患者に対して2020年に2種類のMET-TKI(capatinibとtepotinib)の使用が保険承認された。しかし、一部の患者は、これら薬剤に対して初期耐性を示したり、奏効した患者においてもいずれ必ず耐性を獲得することが問題である。 我々は、capatinibとtepotinibに対する耐性二次変異を克服しうる薬剤として、foretinibが有用である可能性を明らかとした。また、MET遺伝子以外の癌関連遺伝子のheterogeneityがMET-TKIの効果に影響を及ぼす可能性を明らかとした。
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