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2021 年度 実施状況報告書

EGFR肺がんにおける免疫チェックポイント阻害薬治療バイオマーカーの確立

研究課題

研究課題/領域番号 19K16814
研究機関久留米大学

研究代表者

石井 秀宣  久留米大学, 医学部, 助教 (60441648)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードCD73 / EGFR
研究実績の概要

EGFR陽性肺癌で免疫チェックポイント阻害薬治療を行った患者の組織検体からCD73の発現を解析し、治療効果との相関を検討した。
EGFR陽性患者ではCD73が高発現している群で免疫チェックポイントの効果が高いこと、またEGFR陰性患者ではCD73の発現による治療効果の違いがないことが示された。
これらの結果より、よるアデノシン生成とサイトカインの増殖阻害がEGFR陽性肺がんの免疫応答に関わっていることが推測され、EGFR陽性肺癌における免疫チェックポイント阻害薬治療のバイオマーカーとなり得る可能性が示された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

COVID-19診療などの影響により遅れている。

今後の研究の推進方策

保存血液検体からの解析を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

COVID-19の影響による研究の遅れのため。
物品・試薬の購入と、学会参加費用に充てる予定である。

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公開日: 2022-12-28  

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