研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、社会脳科学分野では実際の社会的相互作用を研究対象とすることへの訴求力が高まっており(Schilbach et al., 2013)、特に欧米ではBrain-as-Predictor Approachを採用する動きが活発となっている。しかしながら、本研究においては事前の脳情報が実際に他者と対面した際の印象を予測しないという先行研究(Zerubavel et al., 2018)と異なる結果が得られた。今後。脳情報がどれほどの予測力、信頼性をもつか更なる検討が必要であると考えられる。
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