現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
これまでの野生型およびR3hdmlノックアウトマウスを用いた糖尿病モデルマウスでの検討において、我々はR3hdmlを欠損すると糖尿病性腎症が悪化する結果を見出している。今回はさらにアデノウィルスを用いたR3hdml過剰発現モデルを開発し、糖尿病モデルマウスに投与を行った。その結果、R3hdmlは糖尿病性腎症/CKDに対する保護効果があることを証明さら、その結果を持って論文報告を行った(Ishikawa T et al.; A novel podocyte protein, R3h domain containing-like, inhibits TGF-β-induced p38 MAPK and regulates the structure of podocytes and glomerular basement membrane. J Mol Med 2021 Feb 23.)。 なお①に関しては、現在メタボローム解析を実施中である。
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