• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

RNA修飾解析による骨髄異形成症候群の病態進展メカニズムの解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K16988
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

澁田 樹  国際医療福祉大学, 福岡保健医療学部, 講師 (20799192)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード骨髄異形成症候群 / RNA修飾
研究成果の概要

骨髄異形成症候群(Myeloid Dysplastic Syndrome、 以下MDS)におけるmRNA中のシトシンメチル化とメチル化酵素に着目し解析を行った。MDSではCD34陽性細胞に比べて転写因子や顆粒球系特異的遺伝子の発現が亢進し、非翻訳領域においてmRNA中のメチル化シトシンが増加していた。またメチル化酵素であるNSUN2が高発現を示しており細胞増殖能に関与することが判明した。

自由記述の分野

病態検査学

研究成果の学術的意義や社会的意義

MDSには芽球比率による病期が存在するが、NSUN2 mRNAがMDSでの病期を推測するための病態進展マーカーとして有用となり、侵襲性の高い検査の回避や検査者の習熟が必要な形態診断を補助できる可能性が高い。
またNSUN2阻害剤によりMDSの進展を抑制できる可能性があり、今後さらに検討する必要がある。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi