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2022 年度 研究成果報告書

難治性ADHDの新規治療・『ニューロフィードバック経頭蓋直流電気刺激法』の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K17016
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52020:神経内科学関連
研究機関自治医科大学

研究代表者

門田 行史  自治医科大学, 医学部, 准教授 (80382951)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード光トポグラフィー
研究成果の概要

研究開始当初の背景はADHDに特異的な脳障害に対して外から磁気刺激を行い、ADHD症状の改善有無を検証することを目的としていた。しかし、開始当初にADHDの併存症であるASDを合併する患者が持つADHD単独例とは異なる脳障害の存在が明らかとなり、両疾患の脳機能学的な比較検証をすすめた。ASDは、ADHDの3~6割に合併するとされるが、ASDがADHDの病態に与える影響について不明である。本研究では、脳機能の賦活と認知機能課題成績に注目してAIを用いて高確率で各病態をすることが可能であった。今後、両疾患の特異的病変に対して磁気刺激治療の介入を予定している。

自由記述の分野

脳機能研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では認知課題成績と脳機能変化を数値化してAIアプローチを活用しADHDの病態解明に挑んだ。同様に機械学習アプローチを活用した神経疾患の分類に焦点を当てたfNIRS研究は数件しかない。例えば、アルツハイマー病1)、外傷性脳損傷2)、うつ病3)等である。薬物治療前後の反応性に着目して病態検証し、さらに AIに基づく分類をした報告はまれである。本結果は、2022年日本ADHD学会において最優秀口演賞を頂いた。

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公開日: 2024-01-30  

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