研究実績の概要 |
2019年度は、当初の予定通り30症例に対して、パーキンソン病疑いまたはパーキンソン病の治療目的で当院へ入院した患者に対してMRIの撮像:定量的磁化率マッピング,神経メラニン画像(NMI)、FLAIR および高次機能検査を行うことが出来た。また、入院時における身体状況についても客観的評価を行った。また、本研究の先行研究にあたる視床枕とDBSにおける、幻覚出現の関連を記載した論文刊行できた(Matsuura K et al, Low Pulvinar Intensity in Susceptibility-Weighted Imaging May Suggest Cognitive Worsening After Deep Brain Stimulation Therapy in Patients With Parkinson’s Disease. Front Neurol. 2019, 31;10(Supplement 2):S240-241)。それぞれ、神経メラニン画像および定量的磁化率マッピングにかんしては適宜画像解析も行った。症例ごとの経過、症状、高次機能、画像解析結果を適宜データベースにアップデートしており、順調に進んでいる。
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