研究実績の概要 |
令和元年度は、思春期(12歳から24歳)の患者のうち主治医からICD-10でF2(精神病性障害)、F3(気分障害)、F4(神経症性障害)の診断を受けた研究参加者と年齢、性別をそろえた健常対象者に対し、聴覚関連電位脳波の計測と臨床症状、認知機能(BACS-J)、社会機能の評価を行った。脳波計測は、先行研究で確立した課題によりMMNとASSRを取得し、解析した。 また、思春期の精神疾患を持つ患者におけるMMNとASSRの変化の意義について検討し、英文総説(Tada et al., Int J Psychophysiol. 2019; Tada et al., Clin EEG Neurosci. in press.)を発表した。
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