研究課題
令和2年度は、昨年度に計測した脳波と臨床データ(思春期患者のうち主治医からICD-10でF2(精神病性障害)、F3(気分障害)、F4(神経症性障害)の診断を受けた研究参加者と健常対象者の聴覚関連電位脳波・MMN/ASSRと臨床症状、認知機能(BACS-J)、社会機能)の解析を行った。若い精神病性障害の患者におけるMMNと予後との関連についてと、MMNの発生メカニズムに関して考察した英文論文(Fujioka et al., Front Psychiatry. 2020.; Tada et al., 2020.)を発表した。
3: やや遅れている
当初の計画通り、令和元年度に行った脳波計測・臨床データの解析を進め、論文発表を行った。一方、緊急事態宣言等に伴う研究活動の制限があり、新たな計測に遅れが生じている。
引き続き、聴覚課題を用いた脳波計測を行い、様々な診断圏や、臨床症状、認知機能、社会機能などの予後との関連を調べる予定である。
昨年度、緊急事態宣言等に伴う研究活動の制限が生じたため、計測などに遅れが生じているため、本年度より計測を進めていく計画としている。
すべて 2020
すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 図書 (1件)
Frontiers in Psychiatry
巻: 11 ページ: 770
10.3389/fpsyt.2020.00770. eCollection 2020.
巻: 11 ページ: 874
10.3389/fpsyt.2020.00874. eCollection 2020.