てんかんは神経細胞の過剰な電気的興奮により引き起こされる疾患であるため、一般的に行われている1Hを用いたMRIではなく、23Naを用いたNa MRIによりてんかん焦点の検出力の向上が期待できる。そこで本研究では、従来法MRIにて同定困難なてんかん焦点を検出する低侵襲で客観的な手法を確立することを目的として、Na MRIを加えた新規Multi-Parametric定量MRIを開発することを目的として行った。Na MRIのdouble half-echoやH MRIとの同時撮像、てんかん疾患であるFCDの病態解析などの成果を得た。
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