研究課題
若手研究
1)病理画像様の心筋遅延造影画像作成データセットを作成するために、通常の心筋遅延造影よりも高分解能撮像が可能な撮像法を開発し、ファントムにて高分解能化が達成されていることを確認し、臨床においても高分解能撮像し、解像度の向上が達成されていることを確認した。2)心筋遅延造影撮像のために正確な反転時間決定を必要とし、ディープラーニングを用いて正確な反転時間に補正するプログラムを作成し、スマートフォンに移植、モニタ上に表示される画像を用いて臨床応用可能な精度での補正が可能である事を確認した。
放射線科学
本研究において、心臓MRI撮像になれていない操作者でも正しく心臓MRI撮像が可能で、心筋病変観察もより高分解能にできる。この画像を蓄積した上で、病理画像と対比、更に心筋病理画像類似画像が作成できれば疾患の非侵襲的診断精度の向上が期待出来る。