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2022 年度 研究成果報告書

深層学習を用いた胸部単純X線写真の自動診断と医師への読影支援

研究課題

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研究課題/領域番号 19K17232
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

西尾 瑞穂  神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (50581998)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード新型コロナウィルス肺炎 / 胸部単純レントゲン写真 / 深層学習 / 人工知能 / 医用画像処理
研究成果の概要

本研究の目的は、(i)胸部X線(CXR)上での新型コロナウィルス(COVID)の深層学習ベースの自動診断モデルの開発、(ii)外部検証による本モデルの診断能の評価、(iii)本モデルを用いて放射線科医の診断能が向上するかどうか、の3点を検討することである。我々のモデルはEfficientNetと10000枚以上のCXRを使用して開発された。8人の放射線科医が、DLモデルを使用した場合と使用しない場合の2つの読影セッションにおいて、180枚のCXRを読影した。結果、我々のDLモデルは、COVID vs. NORMAL/PNEUMONIAにおける放射線科医の診断能を有意に向上させることができた。

自由記述の分野

放射線診断学

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の研究の結果から、胸部単純レントゲン写真(CXR)で新型コロナウィルス肺炎の診断を深層学習のソフトウェアで行うことは可能であり、開発されたソフトウェアは放射線科医の診断能を有意に改善させることが分かった。

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公開日: 2024-01-30  

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